「段ボール総合生産管理システム SeePlan」について
SeePlanの概要・特徴
SeePlanは段ボール製造業向けのシステムとして、受注、発注、貼合、製函、出荷、在庫、売上、仕入、見積り、原価計算、運賃計算などの広範囲の業務をカバーしており、操作性、利便性に優れたシステムです。
Windowsの環境に対応しており、マウスの操作性を生かしながら、処理速度を向上させる為の全業務にキーボード操作が可能です。
基本機能
- 画面の文字サイズ(フォントサイズ11~15)の変更や背景色の変更ができます。
- あらゆるプリンターに対応可能であり、倍率設定や左余白、上余白の設定や罫線の自動描画が可能です。
- 豊富なExcelデータのサポートし、なおかつ印刷も全てCSVデータの出力が可能です。
- 貼合、製函の順番変更や配車の納入先移動に「マウスのドラッグ機能」を使用可能です。
- 業務ごとにHelp機能で説明書が表示されるオンラインマニュアルを装備しています。
セキュリテー機能
- 担当毎やグループ毎にセキュリティを設定すれば、利用可能な業務を限定でき、更新も不可にできます。
- 単価変更や受注なしの売上などにパスワードが設定が可能、但しセキュリティレベルによりパスワード不要も可能です。
- 全ての業務の更新履歴を取る事ができ、誰が、何時にどの項目を変更したか検索でき、更新前と更新後の値を参照できます。
- 端末毎に動作させたメニューや操作時刻、操作時間の履歴をとり、システム管理者が閲覧できます。
- 個人ごとのメニュー(マイメニュー)の編集が可能であり、自分専用のメニューが作れます。
完全自動のEDI受注
- 客先毎に異なる形式の受注データを取り込み、一括でケース受注やシート受注を登録する事ができます。
- なおかつ、相手のメールアドレスを自動認識し、客先を特定して全自動で受注を取る事ができます。
- 客先のデータがCSVファイルだけでなく、Excelファイルでも取り込む事ができます。
貼合の自動計画
- コルゲータの情報、紙巾情報、変更可能な紙質情報に基づき、丁取り変更、紙巾UP、紙質変更を行い貼合可能なロット形成をロス金額がより少なくなる様に行います。また、ロット内の並びも適正に行います。
- 当日追加が多くなるなか、貼合オンラインの機能により、コルゲータと通信し、当日の追加や訂正、削除をリアルタイムに行う事ができ、3万m以上の当日追加が可能です。
現場端末の機能
- SeePlanの現場端末は、ソフト及びハード(シーケンサー)とも自社製造しており、SeePlanサーバーで一括管理している為に、現場のデータが事務所に即刻、正確に表示、更新されます。
- 現場で発生するあらゆる例外処理(まとめ生産、分割処理、工程振替など)に対応しており、事務所での後処理が不要です。
- 納品伝票、配車計画、客先照会などの画面に現場での実績数が表示され、客先への対応がスムーズに行えます。
地図を使用した配車計画
- 本格的な道路地図を使用して、配送先のピンアイコンを右クリックして車両を決定します。この時、会社からのルートが表示され、配送距離や配送時間が判明します。
- 車両にスマートフォンを持たせ、配送実績を自動受信する事により全端末で車両の居場所が判明できます。
- 道路地図を使用する事により、ベテランの担当者でなくとも配車計画が可能です。
各種の業務分析
- 貼合でのロス金発生や取り直しの理由を得意先別や理由別に集計し分析します。
- 製函のロスを工程別のみでなく、得意先や商品毎にロス項目を集計し分析します。
- 製函の実績を商品毎に標準セット時間や標準速度から外れている度合いを分析します。
- 配送実績を車両ごとのみでなく、得意先毎、配送地区毎、距離毎に積載率や販売金額率を分析します。
- 来月に販売される商品毎の予測を計算したり、今月の売れ筋商品の販売減少などを分析する事ができます。
各種のインポート機能
- EDI受注データ
- 商品仕入単価データ
- 売掛、買掛違算照合データ
- 外注仕入単価データ
- 販売計画・予算データ
- 入金計上データ
- 商品売り単価データ
- 仕入計上データ
- 得意先紙質単価データ
客先の設計可能な資料
- 形式(展開図)
- 領収書・入金伝票
- 商品台帳 残高確認書
- 製函仕様書 手形取立・割引依頼書
- ケース看板 見積書
- 品質管理表
豊富なオプション
- 半端原紙のロール番号ごとの在庫管理(現場にてラベルを発行し、原紙に貼り付ける)
- 配車シミュレーション(地区、地域の積載や過去の配送実績によるルート検索を行い自動で積載)
- 会計システム(勘定奉行など)との連携
- ロット別見積り原価計算(営業員全員が同一の基準での見積もりと過去の見積りをDB化)
- 商品別実際原価計算(決算金額よりの商品別への按分処理による個別原価の把握)
- 販売利益予測(実際原価計算の実績値と、計画・予算よりの年度利益を予測)
- タブレット端末の利用(インターネットVPNを構築し、営業員がタブレット端末を外部で使用)
など豊富なオプションを用意しています。